保定期間に入られた方へRETENTION-TERM

保定について

矯正治療により動かした歯は、装置を外してそのままにしておくと後戻りします。

歯並びやかみ合わせを改善した後、保定装置(リテーナー)を使用して新しい位置に安定させることを「保定」といいます。

1年終日使用

保定開始後の1年間は、食事と歯磨き以外の時間は常にリテーナーを装着してください。

1年就寝時使用

1年経過後、歯列が安定していることが確認されたら、夜間のみの装着に移行します。※この期間には個人差があります。

  • リテーナーを終日使用して歯列を安定させる期間中(通常1年間)のリテーナー製作や保定観察に関する費用は、すべて最初にご提示する矯正の費用に含まれています。 追加費用はかかりません。
  • ドクターの指示に従ってリテーナーの装着時間を守り、定期チェックに通っていただいている方であれば、リテーナーを終日使用している期間中(通常1年間)に万が一、歯が後戻りを起こし再度矯正治療が必要になった場合にも無料で対応いたします。

保定期間について

約1年 ~3年間

リテーナーを続ける必要のある「保定期間」は、矯正治療の内容、患者様の年齢、骨、歯列の状態によって異なりますが、だいたい1 ~ 3年間と言われています。したがって、リテーナーを終日利用する期間を過ぎても、就寝時には毎日リテーナーを最低1年間は使用してください。

定期的な通院が必要

通院時には、後戻りがないか、リテーナーの不具合がないか等をチェックします。歯が安定してくるにつれて、通院の間隔を徐々に空 けていきます。1年経過して大きな問題がなければ定期的な通院は終了となります。ただし、歯列の安定がまだ認められないなど、1年経過後もしばらく通院されることをお勧めする場合があります。

保定装置(リテーナー)

当院では主に、取り外しのできる透明なマウスピースタイプのリテーナーを使用しています。

歯列全体を覆うため歯並びの保持力が強く、透明なので外見を気にせず長時間使用しやすい点がメリットです。

また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方にも有効です。

就寝時にマウスピースを装着することは、歯や顎への衝撃を緩和でき、歯を守る効果があります

保定装置使用方

1.食事、歯磨きをする時以外はいつも入れておきましょう。

保定装置の装着がはじまって1年間は、1日20時間以上使用します。

2.歯ブラシで綺麗に磨いてください。

熱湯消毒は変形の恐れ、歯磨き粉は傷の原因のため使用お控えください。

リテーナー洗浄剤を使用していただくとより綺麗になります。

3.外した時はケースに入れてください。

ポケットに入れたりティッシュペーパーには絶対につつまないでください。

ケースはお持ちのものをお使い下さい。

4.来院の際は必ず保定装置を持参してください。

装置が破損した場合

  • クリアリテーナーは交換するタイプではありません。
  • お使いのリテーナーが破損した場合、お手元の予備リテーナーへ移行した上で、お電話または次ページのQRコードから新たな予備リテーナーの製作依頼を行ってください。
  • 新しいリテーナーはご自宅に郵送します。(納期:1ヶ月) 新たな予備としてご自宅に保管しておいてください。
  • 装置が届きましたら、開封して必ず内容をご確認下さい。
  • 保定開始後1年以内および定期メンテナンス受診後6ヶ月以内の再製作は無料です。

再製作依頼フォーム

Googleアカウントお持ちの方
(写真を添付できます)
Googleアカウントお持ちでない方
(写真を添付できません)※

※Googleアカウントお持ちでない方はお手数ですが下記アドレスへ別途写真をお送りください。
jimbocho.orthodontic.clinic@gmail.com

後戻りのリスク要因

歯は一生「変化」し続けています。

歯は生えてきた後、ずっと同じ形で同じ場所にあるわけではありません。

誰の歯も常に少しずつ形や位置が変化しています

矯正治療後は後戻りしやすい

治療終了時は不安定

矯正治療が終了したばかりの歯の周囲の骨は、まだ非常に弱く不安定です。したがって、歯は普段よりもずっと動きやすく、様々な要因によって後戻りしやすい状態です。

歯の位置は変化する

むし歯や歯周病によって咬み合わせが変わったり、食事中の咬合力によって上下の歯がすり減ったり、歯の位置が少しずつ変化したりします。

治療後に後戻りしやすい場合

口の中を大きく変化させたケースや歯を支える骨の量が少ないケースはより不安定になるので、後戻りのリスクは大きくなるといえます。

習慣による悪影響

  • 歯ぎしりやくいしばり癖がある場合
  • 舌・口唇・頬などの口腔周囲筋の動きに悪い習慣がある場合

上記2つの場合には、歯並びに影響を与えることがあります。

抜歯矯正の治療後・後戻り

before
after

メンテナンス

「保定期間」が終了した後も、全くリテーナーをしなくなると徐々に歯は動いてきます。これは自然な歯の移動があるからです。そのため、約2年間の保定期間終了後も、夜間のみ装着するなど、患者様のご都合が許す限り長く装着していただくことをお勧めします。

保定期間は長ければ長いほど効果は高くなります。美しい歯並びや咬み合わ せを保つ最も効果的な方法は、夜間のリテーナーだけでも一生やり続けることです。上手に活用して、美しい歯をできるだけ長くキープしてください。

フォロ ー について

保定開始1年後以降の方へのメンテナンス

¥15,000(税込16,500円)

歯並びの確認+クリーニング+上下クリアリテーナー作成

例えば、このようなご相談にお答えいたします。

  • リテーナーの装着時間について相談したい
  • 虫歯治療をしたのでリテーナーを作り直したい
  • リテーナーが 古くなったので新しくしたい

歯列とリテーナーの状況に合わせた新しい上下のクリアリテーナー1対を作成します。

※上記の費用は今後変更の可能性があります。
※再治療費用は通常治療の50%です。

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