こんにちは、千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。
今回のテーマは「MFT(口腔筋機能療法)って何?!」
MFTとは「Oral MyoFunctional Therapy」の略で、日本語では「口腔筋機能療法」といいます。
不正咬合(歯列不正)の原因はさまざまありますが、大きく分けると下記の2つの要因からなるといわれています。
遺伝要因と環境要因です。
遺伝要因とは、歯が大きい・顎が小さいなど生まれながら決まっている先天的なものを指します。
環境要因とは、口腔周囲筋の機能不全・悪習癖(指しゃぶり、頬杖など)・悪い姿勢など後天的なものを指します。
実は遺伝要因(先天的な要因)だけではなく、環境要因(後天的な要因)によっても不正咬合(歯列不正)が起こるのです。
これまでの多くの矯正治療は、遺伝要因(先天的な要因)に対して様々な矯正装置を用いることにより半ば強制的に歯列を並べていました。
しかしそれだけでは、長期的な歯列の安定をもたらすことができないというコンセンサスが古くからあったにもかかわらず、矯正治療の一環として環境要因(後天的な要因)に積極的に関与してこなかった背景があります。
この環境要因(後天的な要因)に対する治療法が、MFT(口腔筋機能療法)なのです。
現在、矯正専門の医院でさえMFTにそれほど積極的に関与していない現状ですが、近い将来MFTも普通に行われるものと思います。
(本院では、必要な患者様には積極的に行っています。)
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投稿日:2015年5月31日 カテゴリー:MFT(口腔筋機能療法)
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