抜歯、便宜抜歯とは!GLOSSARY
こんにちは、東京都千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック院長の東野良治です。
本院のHPは、矯正治療にご興味のある方々から毎日多くのアクセスをいただいています。
極力平易な表現を心がけていますが、文章が成立するためにはある程度、専門用語の使用が必要となります。
そこで、どうしても使用が必要となる専門用語を説明する矯正歯科用語集を少しずつアップしていきます。
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本日は
▶「抜歯、便宜抜歯とは!」です。
「抜歯」は読んで字のごとく「歯を抜くこと」全般を指します。
矯正治療で行う抜歯は多くが「便宜抜歯(べんぎばっし)」とは呼ばれるものです。
一般的な抜歯は、虫歯・歯周病が重度化し保存不可(もう持たない)と判断したときのみ行います。
しかし、矯正治療で行う抜歯は個々の歯に問題があるわけではありません。
歯列全体で見た際に、機能的にかつ長期間健全な状態を保つためにやむなく歯の本数を減らす場面に遭遇します。
このような抜歯を「便宜抜歯」とよびます。
保存不可と判断した歯を抜歯するわけではないため、この抜歯は自費治療となるのが一般的です。(保険がききません。)
言葉でわかりにくい方は下の写真をを参照してください。
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赤バツ印の部分を便宜抜歯しています。
当然のことですが、矯正治療のすべての症例で便宜抜歯するわけではありません。
総合的に、便宜抜歯を行うことが歯列全体の健康にとって良いとの判断があったときのみ有効となります。
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投稿日:2018年10月11日 カテゴリー:矯正歯科用語集