レベリングとは!GLOSSARY

こんにちは、東京都千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック院長の東野良治です。

 

本院のHPは、矯正治療にご興味のある方々から毎日多くのアクセスをいただいています。

 

極力平易な表現を心がけていますが、文章が成立するためにはある程度、専門用語の使用が必要となります。

 

そこで、どうしても使用が必要となる専門用語をさらに説明する矯正歯科用語集を少しずつアップしていきます。

 

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本日は

▶「レベリングとは?」です。

「レベリング」とは歯のデコボコを平らにし整列させることを指します。

 

言葉だとわかりにくいと思います。

 

次の2枚の写真を見てください。

 

上記の写真のように、「とにかく1本のワイヤー上にまっすぐ一直線で歯を並べること」が「レベリング」です。

 

これは、マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)を用いた治療順序の最初の段階となります。

 

このレベリングは「細く、軟らかいニッケルチタンワイヤー」から「太く、硬いステンレスワイヤー」へと何ステップかに分けてサイズアップさせていくのが一般的です。

 

本院では、「.012NT」→「.014NT」→「.016NT」→「.016×.016NT」→「.016×.022NT」→「.016×.022SS」の順番でサイズアップを行います。

 

デコボコの程度によりどのワイヤーからスタートとするかが異なります。

 

ちなみに、「NT」は「ニッケルチタンワイヤー」、「SS」は「ステンレスワイヤー」、「.012」は「ワイヤーの断面直径が0.12インチ」ということです。

 

関連ブログ

⇒「矯正歯科治療と形状記憶ワイヤー(超弾性ワイヤー、ニッケルチタンワイヤー、NTワイヤー)

⇒「目立ちにくいブラケット InVu mini (審美ブラケット)

 

 

 

投稿日:2018年8月20日  カテゴリー:矯正歯科用語集

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