可撤式装置とは!GLOSSARY

こんにちは、東京都千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック院長の東野良治です。

 

本院のHPは、矯正治療にご興味のある方々から毎日多くのアクセスをいただいています。

 

極力平易な表現を心がけていますが、文章が成立するためにはある程度、専門用語の使用が必要となります。

 

そこで、どうしても使用が必要となる専門用語を説明する矯正歯科用語集を少しずつアップしていきます。

 

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本日は

▶「可撤式装置(かてつしきそうち)とは?」です。

皆様にとっては全く聞きなれない言葉だと思いますが、私たち矯正医にとっては非常になじみ深い言葉です。

 

そのため、ついついそのまま使用してしまうことが多いのですが、要するに「患者様自身で自由に取り外しができる矯正装置の総称」という意味です。

 

可撤式装置には様々なものがありますが、矯正治療で使用するインビザラインや矯正治療後の保定目的で使用するクリアリテーナーも可撤式装置の一つです。

↑インビザライン「マウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名 インビザライン 完成物薬機法対象外)

 

「可撤式装置」の対義語に「固定式装置」というものがあります。

 

「固定式装置」については別の機会にご紹介します。

 

他の代表的な可撤式装置には、

拡大プレート

トレーナーなどの筋機能矯正装置

・バイオネーター

・フレンケル

・咬合挙上板

ヘッドギア

上顎前方牽引装置

・リップバンパー

などがあります。

 

 

▶「可撤式装置のメリット・デメリット」

メリット

・虫歯リスクが低い

・家でのみ使用すれば、効果がある装置が多い。

・装置自体調整できるのもがある。

 

デメリット

・紛失のリスクあり

・装着時間が短いと効果が出ない。

・可撤式装置のみで矯正治療を完結できないことがある。

 

 

以上、「可撤式装置」の用語説明でした。

 

 

 

 

 

投稿日:2025年2月27日  カテゴリー:矯正歯科用語集

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