高校生の矯正治療率BLOG
こんにちは、東京都千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック院長の東野良治です。
先日、少しびっくりした出来事に遭遇したのでご紹介します。
その日は、某飲食店で副院長と昼食をとっていました。
隣席には、たまたま6人組の女子高生が座っていました。
私は職業柄、まず人の口元を見てしまうのですが、なんと6人ともに矯正器具がついていたのです。
偶然が重なったとはいえ女子高生6人中6人が矯正治療中ということに、私はとても驚きました。
どの医院でも傾向は同じですが、小学生・中学生・高校生・大学生・社会人の治療区分中、高校生の矯正治療数はダントツで少ないのが通常です。
矯正治療の場合、初めて矯正相談に来院されるタイミングには3つのパターンがあります。
①両親のみの希望
②本人・両親の希望
➂本人のみの希望
それぞれ矯正相談に来院される時期は、以下の様になります。
①両親のみの希望
→小学生の間、遅くとも中学生のうち
②本人・両親の希望
→小学生の間、遅くとも中学生のうち
➂本人のみの希望
→大学生や社会人になってから
アンケートを取ったわけではありませんが、矯正相談時に成人の患者様と話していると、「昔から矯正治療をしたかった」と話される方が多い、という印象を持っています。
おそらく、高校生時には自分の歯並び(矯正治療)を意識していたが、「周りの目が気になる(見た目)」、「費用面」といった障壁によって、高校生の間に矯正治療を開始できなかったのでしょう。
中高生の場合、「費用面」は自分では何ともなりません。
しかし、「周りの目が気になる(見た目)」に関しては、昔と違い目立ちにくいタイプ(ホワイトワイヤー、裏側矯正、マウスピース矯正)のものがあるため、矯正治療を始めやすい環境にはなっていると思います。
本格矯正の治療期間は症例の難易度により異なりますが、半年~3年と長期にわたります。
(通院は月1回です。)
高校生の間は、海外への短期留学も就職活動も転勤もありません。
治療が途切れる心配のない時期だといえます。
また、未成年のための歯の移動も良好です。
できれば、大学に入ってから治療を開始するより、高校生の間に治療を開始するべきだと思います。
以上、6人の女子高生を見て私が思ったことでした。
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投稿日:2020年1月27日 カテゴリー:その他, 子どもの矯正治療, 歯並び・かみ合わせ・矯正治療