こんにちは、東京都千代田区・神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。
本日のテーマは『「頬杖・うつぶせ寝」と「歯並び・顔の形態」の関係ついて』です
みなさん、小中学生の頃 授業中に頬杖をついている子が周りにいませんでしたか?
また、就寝時うつぶせ寝をされていませんか?
実はこのような癖は、歯並びや顔の骨格の発育に影響を及ぼす可能性があると言われています。
歯や骨は、弱い力が長時間加わると形態・発育に影響がでると知られています。
もちろん、実際の矯正治療もこの原理を利用しています。
歯は数十gの力を持続的にかけることにより動かすことができます。
成長期の骨には数百gの力を長期間持続的にかけることによって、顔の骨格の成長をある程度コントロールすることができます。(ex.上顎前方牽引装置、ヘッドギア、急速拡大装置、バイオネーターetc)
つまり、「頬杖・うつぶせ寝」が持続的で長期にわたるものであれば、意外と無視できないのです
人の顔は左右対称でないのが普通ですが、これは少なからず左右の顔にかかる持続的で長期にわたる力がその原因の1つです。
矯正治療を始める前の精密検査で正面のレントゲン写真を撮りますが、顔の形が左右対称というのを見たことがありません。(*ある程度の非対称は、問題ありません。人間の顔とはそういうものです。)
みなさんも鏡の前で自分の顔を見てください。
レントゲンを撮らなくても顔が左右対称でないことがわかると思います。
「頬杖・うつぶせ寝」を過度に気にする必要はありませんが、何事も程度問題です。
ご心配な方は、一度専門家にご相談ください。
*黄丸を左右でよ~く見ていただくと左右対称な形でないことがわかります。
*赤丸をよ~く見ていただくと下顎の真ん中が顔の真ん中と一致しないことがわかります。
しかし、これはかなり対称に近い顔なのですよ!
歯並びでお悩みの方は是非ご相談ください
歯学博士・矯正歯科専門医である東野良治院長が対応いたします。些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。
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投稿日:2017年6月1日 カテゴリー:よくある質問, 歯並び・かみ合わせ・矯正治療
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