こんにちは、千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。
「遠心移動」。聞きなれない言葉だと思います。
簡単にいうと、歯を後ろ方向に移動させるという意味です
歯が並ぶスペースが足りない場合に歯を全体的に後ろに移動させることがあります。
「奥歯を今の位置より後ろに移動させる。」
これはかつて非常に難しい歯の移動でした。
(カリエールを使う。ヘッドギアを使う。MEAWを使う。ペンデュラムを使う。)
しかし、2012年に薬事承認された「歯科矯正用アンカースクリュー」の登場により比較的容易に行うことができるようになりました。
ここで一つ大きなハードルがあるます。
骨の中にネジを埋入する。
これは多くの患者様にとって、非常に不安・ストレスなことのようです。
現在では普通に行われる安全性が高く・簡便な処置なのですが、約半数の方は絶対にやりたくないと拒否されます。
様々ある矯正装置の一つに「インビザライン」というものがあります。
これも歯の配列を目的として用いる装置なのですが、「臼歯遠心移動」が得意という特徴を持ち合わせています。
臼歯遠心移動が必要だけれどもスクリューの埋入は嫌だ
そのような患者様には「臼歯遠心移動」のみを目的とした、インビザラインの適用も有用なのではないかと考えています。
*「インビザライン」とは「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置」の1つです。
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投稿日:2015年6月15日 カテゴリー:☆☆人気ブログ☆☆, インビザライン, インプラント矯正, 大人の矯正治療
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