こんにちは、千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック院長の東野良治です。
昨日、第25回日本顎変形症学会に参加してきました。
東京医科歯科大学矯正科時代の4つ上と2つ上の先輩がシンポジストを務めたシンポジウムを聞いてきました。
テーマは「先天異常疾患患者を取り巻く環境からみた顎顔面矯正治療― 長期管理症例から―」「顎変形症治療における併発症の要因とその予防法~ 矯正歯科医の立場から~」です。
特に先天異常疾患に関する矯正治療は症例自体多くないため、治療に関する完成したプロトコールがありません。
また、矯正歯科だけではなく形成外科、口腔外科、補綴科、顎口腔機能治療部など多くの科をまたぐチーム医療となります。
この日本顎変形症学会は複数の専門外来により構成された学会のため、難症例に対する包括治療をするうえで学ぶべきことが多いのです。
材料学の進歩、インプラント矯正などの治療手技の向上に伴い、矯正治療でカバーできる不正咬合の範囲が広がっています。
それに伴い、難症例を治療する際、他科との連携がこれまで以上に重要になっているといえるでしょう。
それを再認識させる学会だったと思います。
*「インプラント矯正」とは「歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療」のことです。
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投稿日:2015年6月5日 カテゴリー:学会・セミナー
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