こんにちは、千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。
今回のテーマは「矯正治療の目的とは?」です。
問診票に目を通すと「歯並びが気になる」「歯が出ている気がする」「受け口が気になる」「咬み合わせが悪い」といった内容がかかれています。
みなさん、矯正治療は何のためにするとお考えでしょうか?
歯並びは患者様ごとに異なるため、主訴も違って当たり前ですが「矯正治療の目的」は共通しています。
*主訴とは「患者さんが最も気になっている症状・訴え」のことです。
「矯正治療の目的」は次の4つになります
①咀嚼機能の改善(物を食べる機能の改善、しっかり噛めるようにする)
②むし歯・歯周病予防(歯磨きをしやすい環境づくり)
➂歯への過度な負担を減らす
(現在の歯への負担軽減、将来長持ちするブリッジ・インプラント・入れ歯を入れることができる)
④見た目の改善(健康的で自然な歯並びが手に入る)
人生は80年。歯は80年間使います。
矯正治療の目的を簡単にまとめると、80年間しっかりと機能した歯を保つ手助けをすることなのです。
(①~➂)
これが矯正治療の本来の目的です。
そのおまけとして、④見た目の改善が付いてくると思っていただいても構いません。
(*見た目の改善もそれはそれで、人生にとって大切ですよ!)
本来の目的を見誤っていてはいけませんので、矯正相談(矯正カウンセリング)の時はこの根本的な目的についてお話する場合もあります。
矯正治療は時間がかかるタイプの治療ですので、矯正医と患者様が共有できるゴールを持つことが大切だと考えています。
歯並びでお悩みの方は是非ご相談ください
歯学博士・矯正歯科専門医である東野良治院長が対応いたします。些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。
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投稿日:2015年6月18日 カテゴリー:よくある質問, 大人の矯正治療, 子どもの矯正治療
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