こんにちは。
神保町矯正歯科クリニック・副院長の東野麻衣です。
前回、叢生(歯並びが凸凹)ケースの患者さんをご紹介しました。
仮に、この患者さんが矯正をしなかった場合の歯科治療を想像してみます。
皆さんもご存知かもしれませんが、
歯医者では通常、歯型をとる際に歯の咬み合わせの記録もとります。
(赤い方が、咬み合わせの記録です。)
この記録をもとに、適切なかぶせ物の形を決めます。
並んでいない歯列、咬み合っていない歯列の場合、
良質なかぶせ物を作ることは非常に困難な作業となります。
また、負担の多いかみ合わせのもとで作るため、
歯や周囲組織がその負荷に負けてしまうこともしばしばあります。
つまり、
歯列を整えることは、質の良い歯科治療への近道ともいえるのです。
矯正歯科治療というと審美性重視と思われる方も多いとは思います。
しかし、実は長い目で見ると、健康面への貢献が非常に大きい医療分野です。
このことを、より多くの方に知っていただきたいなと思います。
(*文中の症例内容と写真は、患者さんの許可をいただいて掲載しています。)
歯並びでお悩みの方は是非ご相談ください
歯学博士・矯正歯科専門医である東野良治院長が対応いたします。些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。
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投稿日:2013年2月25日 カテゴリー:歯並び・かみ合わせ・矯正治療, 症例
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