圧下(あっか)とは!GLOSSARY

こんにちは、東京都千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック院長の東野良治です。

 

本院のHPは、矯正治療にご興味のある方々から毎日多くのアクセスをいただいています。

 

極力平易な表現を心がけていますが、文章が成立するためにはある程度、専門用語の使用が必要となります。

 

そこで、どうしても使用が必要となる専門用語を説明する矯正歯科用語集を少しずつアップしていきます。

 

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本日は

▶「圧下(あっか)とは?」です。

「圧下(あっか)」とは「歯の移動方向のひとつ」です。

 

一般的に下記4枚の写真のように「歯を根尖方向(歯の根っこ)への移動」を指します。

(歯が沈む方向への移動)

 

(正面アングル)

 

(左アングル)

 

下の前歯が見えなかったのが見えるようになったのは、上の前歯と下の前歯を圧下(沈む方向への移動)させたからです。

 

圧下の移動は難しい移動とされ、特に臼歯(奥歯)の圧下は特に難しい移動です。

 

このような難しい移動には、歯科矯正用アンカースクリュー(インプラント矯正、TAD、ミニスクリュー)を利用するのが一般的です。

 

また、「圧下」の対義語は「挺出」です。

 

 

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投稿日:2018年8月30日  カテゴリー:矯正歯科用語集

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