こんにちは。
神保町矯正歯科クリニック・副院長の東野麻衣です。
前回は、頭を横から撮るレントゲンの「セファロ」を
ご紹介しました。
↑この患者さんは小学生の女の子です。
横から見ると、このように前歯が前に出ているタイプです。
前歯が出ているタイプの場合、
①上顎が前に出ているのか、
②歯列が前に出ているのか、
ということが診査項目となってきます。
これを調べるためには先述の「セファロ」画像が有効です。
撮影した「セファロ」画像を用いて各種測定値を分析して
みると、この女の子の場合は顎の位置は平均値に近く、
歯の位置が前に出ている、ということが明確になりました。
レントゲンを撮らなくてもある程度の予測はつけられますが、
より正確な分析のためには、このレントゲン撮影の作業が
大切な要素となります。
ということで、、、この子の基本的な治療方針は、
「歯を全体的に後ろに移動させること」と確定しました。
現在、歯列の拡大と後方移動を行うべく、下のような
矯正装置を装着して頑張っているところです。
(右側の装置は就寝時のみです。)
目で見ただけではわからない情報をレントゲン撮影などを用いて
得ることで、より正確な診断が可能となります。
検査は特に痛いことなどはありませんので、どうぞ安心して
受診なさってください
(*文中の症例内容と写真は、患者さんの許可をいただいて掲載しています。)
歯並びでお悩みの方は是非ご相談ください
歯学博士・矯正歯科専門医である東野良治院長が対応いたします。些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。
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投稿日:2013年3月18日 カテゴリー:子どもの矯正治療
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