こんにちは、神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。
前回、前々回と、「歯の萌出障害」について書きました。
(「歯が生えてこない⁉①、②」)
「歯の萌出障害」のもう一つの好発部位は上顎犬歯です。
上顎犬歯とは真ん中から3番目の歯のことです。
上顎犬歯の萌出障害の発現頻度は0.8~2.9%と報告されています。
また、男の子よりも女の子に多くみられます。
まれに左右ともに発現することもありますが、たいていは左右
どちらか一方にみられます。(85%が片側性だとの報告されています。)
上顎犬歯の場合、方向・位置の異常がほとんどです。
なかには犬歯の位置や萌出方向が悪すぎて他の歯にも悪影響を
及ぼすことや全く生えてこないこともあります。
子供の場合は、顔全体を撮影するパノラマレントゲンを撮る
機会があまりないため、発見が遅れて難症例になってしまう
ことがあります。
なかなか犬歯が生えてこないなと思われたら、一度歯科医に
ご相談されるとよいですね。
歯並びでお悩みの方は是非ご相談ください
歯学博士・矯正歯科専門医である東野良治院長が対応いたします。些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。
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投稿日:2014年7月27日 カテゴリー:子どもの矯正治療
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