こんにちは。
神保町矯正歯科クリニック・副院長の東野麻衣です。
下の写真は、「歯のでこぼこ(叢生)」を治療中の小学生のお口です。
でこぼこに加えて、まだ生え換わりの時期なので
歯磨きの難易度はとても高くなっています。
磨き残しがどのくらいあるか、専用の染色剤で染め出してみました。
「染め出し結果」
新しいプラーク(歯垢)は赤色、古いプラークは青紫色です。
特に、でこぼこの多い部分に磨き残しが多いことが確認できました。
患者さんにも鏡でこの色を確認してもらい、これを自分で綺麗にする
方法をお話しました。(色は歯ブラシですぐに落ちます。)
矯正治療に併行してブラッシング指導を受けた患者さんは、
初診時に比べて口腔衛生状態が改善するという報告があります。
当たり前のような報告ですが、歯や歯ぐきの健康状態には様々
な要素が関係しているので、ブラッシング指導を受ければ即、
良い結果が出るとは限らないのが現実です。
そんな中、ケアが難しいはずの矯正治療をしながらも、良い
結果が出ているということは、治療を通してお口のケアに
関心を高めてくださる方が多いからではないかと思います。
歯が動くと:お口の状態をチェックすることが楽しくなり、ケアへの関心が高まる。
↓
歯並びが良くなると:口腔ケアが楽になる。
↓
矯正装置が外れると:口腔ケアの習慣が一生残る。
このような流れが理想的です(^^)
がんばりましょう!
(*文中の症例内容と写真は、患者さんの許可をいただいて掲載しています。)
歯並びでお悩みの方は是非ご相談ください
歯学博士・矯正歯科専門医である東野良治院長が対応いたします。些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。
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投稿日:2013年2月19日 カテゴリー:子どもの矯正治療, 歯並び・かみ合わせ・矯正治療, 症例
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