小中学生のためのインビザライン・ティーン!BLOG
こんにちは、千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック院長の東野良治です。
インビザライン治療には小中学生用の「インビザライン・ティーン」があります。
「インビザライン・ティーン」は第2大臼歯(真ん中から7番目の歯)が生えそろう年齢からの症例が対象となります。
思春期のお子さんに「インビザライン・ティーン」を適用するメリット
①目立ちません。
思春期はとりわけ周りの目が気になります。
ワイヤー矯正と比べると段違いに目立ちにくく、思春期のお子さんにも抵抗なく受け入れられます。
②むし歯リスクが低い
ワイヤー矯正と違い、歯磨きがしやすく、毎日のケアがスムーズにできます。
③大人と比べてインビザラインの適用範囲が広い
その分、インビザラインで治療可能な範囲が広いのです。
懸念事項
①1日の使用時間
大人の場合、インビザラインは1日20時間の使用が必要だといわれています。
お子さんの場合は大人の場合と比べ、治療に対する目的意識が低い傾向にあり、装置の使用時間の確保が最大の懸念事項だと思います。
そのため、「インビザライン・ティーン」にはCI(コンプライアンス・インジケーター)が組み込まれています。
CIとはインビザラインのアライナー大臼歯部分に設置された小さなディスクで、唾液に長時間さらされることにより、徐々に色が薄くなるように設計されています。
つまり、お子さんがどれくらいアライナーを使用しているかがわかるのです。
②適用症例が限定的
いくら歯の動きが良い子供といえども、インビザライン・ティーンはどんな症例であっても治療可能というわけではありません。
大人のインビザライン同様、やはり治療範囲は限定的なため、インビザラインによる治療を希望されても期待に添えない可能性もあります。
インビザラインによる治療が可能かどうかは、経験豊富な矯正歯科医に相談されると良いでしょう
このように、「インビザライン・ティーン」には種々のメリットがあるため、適用可能な症例には是非お勧めしたいです。
*「インビザライン・ティーン」と「インビザライン・フル」は2018年7月に名称が統合し、現在は「インビザライン・コンプリヘンシブ」となっています。オプションを選択することにより、これまでのインビザライン・ティーンと同様の機能を兼ね備えることが可能です。
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投稿日:2015年6月10日 カテゴリー:インビザライン, 子どもの矯正治療