こんにちは。神保町矯正歯科クリニック・副院長の東野麻衣です。
矯正の「診断」の日には、精密検査の結果と
今後の治療方針について、各種資料をご準備したうえで
お話しています。
ご本人の歯の模型を示しながら、
「歯が大きい」です、とお伝えすると
「ああ、やっぱり」という反応をされる方が大半です。
一方、「顎が小さい」です、とお伝えすると
「・・・」と無表情、
もしくは「へえ~」という反応の方が多いようです。
確かに、自分のあご、特に横の幅が大きいか小さいか
なんて、それほど普段気にすることではないですよね。
でも、実はこれって、とても大事な要素です。
歯が並んでいる部分を<半円>と見なすと、
顎の横幅は円の<長径>にあたります。
歯が並んでいる歯列の長さは<円周>です。
たとえば、うまく並びきらない歯がある場合に、
顎の横幅(=円の長径)を広くすると、
歯が並ぶ部分(=円周)が長くなるので、
入りきらなかった歯を並べるスペースが生まれます。
また、
前に歯が出ている場合にも、
横幅を増やすことで、歯を後ろに下げてくることが出来ます。
矯正治療では顎の幅を広げることを、とてもよく行います。
顎の幅を広げると言うと「顔が広くなるの!?」と
抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、
矯正治療の歯列拡大は顔が変わるほどの変化ではありませんので、
ご安心ください
歯並びでお悩みの方は是非ご相談ください
歯学博士・矯正歯科専門医である東野良治院長が対応いたします。些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。
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投稿日:2014年1月23日 カテゴリー:歯並び・かみ合わせ・矯正治療
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