乳歯列はすきっ歯(空隙歯列)が理想的BLOG

こんにちは、東京都千代田区・神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。社員B_笑_06

 

今回のテーマは「乳歯列期の歯並び」ですicon_idea.gif

 

乳歯列期とは子供の歯のみが並んでいる時期を指します。

 

乳歯列が完成するのが大体2歳半、永久歯が萌出し始めるのが大体6歳ごろです。(あくまで目安で、個人差があります。)

 

そのため、ここでは2歳半~6歳ごろの話とします。

 

乳歯列の理想は、ややすきっ歯(空隙歯列)であることです。

 

なぜならば、乳前歯より永久歯(前歯)の方が大きいからです。

 

乳歯列は、ややすき間があってちょうどいいのですicon_exclaim.gif

 

逆にいうと、乳歯がぎっしり詰まっていると、永久歯が生え揃う為のすき間が足りないことになります。

 

永久歯の為のすき間が足りないと、がたがた前歯の前突・八重歯etcになってしまいます。

 

どのタイプになるかは人により違います。

 

下の症例は乳歯列でぎっしりと並び、余分なすき間がありませんでした。

(ブログ) 「乳歯列はすきっ歯が理想的」DSC_0023ロゴのコピー

この症例が混合歯列期になると、やや前歯が前突になっていました。

(ブログ) 「乳歯列はすきっ歯が理想的」DSC_0003ロゴのコピー(ブログ) 「乳歯列はすきっ歯が理想的」DSC_0013ロゴのコピー

実際、矯正治療を始めるのはこの時期のため、2歳半~6歳でできることはほとんどありません。

(現在8歳です。)

 

矯正治療は早く始めればよいというわけではありません。

 

適切な時期を見定める必要があるのです。

            

女性社員A_指差_02

 

 

 

⇒関連ブログ 「空隙歯列(すきっ歯)の原因」

⇒関連ブログ 「空隙歯列(すきっ歯)について」

 

 

 

 

 

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投稿日:2017年2月9日  カテゴリー:よくある質問, 子どもの矯正治療, 症例

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