こんにちは、東京都千代田区・神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。
今回のテーマは「乳歯列期の歯並び」です
乳歯列期とは子供の歯のみが並んでいる時期を指します。
乳歯列が完成するのが大体2歳半、永久歯が萌出し始めるのが大体6歳ごろです。(あくまで目安で、個人差があります。)
そのため、ここでは2歳半~6歳ごろの話とします。
乳歯列の理想は、ややすきっ歯(空隙歯列)であることです。
なぜならば、乳前歯より永久歯(前歯)の方が大きいからです。
乳歯列は、ややすき間があってちょうどいいのです
逆にいうと、乳歯がぎっしり詰まっていると、永久歯が生え揃う為のすき間が足りないことになります。
永久歯の為のすき間が足りないと、がたがた・前歯の前突・八重歯etcになってしまいます。
どのタイプになるかは人により違います。
下の症例は乳歯列でぎっしりと並び、余分なすき間がありませんでした。
この症例が混合歯列期になると、やや前歯が前突になっていました。
実際、矯正治療を始めるのはこの時期のため、2歳半~6歳でできることはほとんどありません。
(現在8歳です。)
矯正治療は早く始めればよいというわけではありません。
適切な時期を見定める必要があるのです。
⇒関連ブログ 「空隙歯列(すきっ歯)の原因」
⇒関連ブログ 「空隙歯列(すきっ歯)について」
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投稿日:2017年2月9日 カテゴリー:よくある質問, 子どもの矯正治療, 症例
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