こんにちは、東京都千代田区・神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です

 

 

今回のテーマは「スマイルと矯正装置」です

 

矯正治療の精密検査では、色々な項目の記録を採ります。

 

その項目に顔面写真撮影があります。

 

顔面写真も何枚かとるのですが、その一つに笑っている写真「スマイル写真」を撮影します。

 

なかなかいい笑顔を撮ることは難しいのですが、非常に大切な一枚なのです。

 

記録したいのは何かというと、「スマイルの記録」です。

 

笑った時の口元は人によって違います

 

スマイル次第で矯正装置の選択が変わることもあるのです。

 

例えば、笑ったとき下の歯がほとんど見えない場合、見えない矯正希望の方にハーフリンガル（上顎；裏側矯正、下顎；表側矯正）を治療選択肢の一つとして検討していただくことを提案してみたりします。

 

↑ハーフリンガル

 

確かに、フルリンガル（上下とも裏側・舌側矯正）なら人知れず矯正治療を開始できますが、スマイルの状態次第ではハーフリンガルでもフルリンガルと見た目の違いが出ないこともあるのです。

 

フルリンガルは装置が内側にあるため、不快感と発音に関して慣れるまで一定期間かかります。

↑フルリンガル

 

 

また、フルリンガルは費用が表側矯正と比べると高くなるため、比較的費用も抑えることができるハーフリンガルを選択される患者様も多くいらっしゃいます。

 

矯正装置はその長所・短所を踏まえたうえで、個々の患者様が優先していることに合わせて選択していただければと考えています。

 

⇒関連ページ　「当院で扱っている矯正装置の種類と特徴・矯正装置の比較」

 

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投稿日：2017年1月19日  カテゴリー：大人の矯正治療, 歯並び・かみ合わせ・矯正治療, 裏側矯正（舌側矯正）