インビザライン(マウスピース矯正)症例12 前歯部唇側傾斜/軽度叢生症例のクリンチェック(後戻りによる再治療、30代、女性)BLOG
YouTube(動画再生サイト)に新しい動画を追加しました。(2017.06.08up)
インビザラインの治療シミュレーション「クリンチェック」を動画にてご覧いただけます。
新しい動画 はこちらです。
症例12は軽度の叢生を伴う前歯部唇側傾斜症例です。
(*叢生=キレイに配列するスペースが足らず、歯が不揃いになっている状態を指します。いわゆるガタガタ、でこぼこの状態です。磨き残しが生じやすく、虫歯・歯周病リスクが高い状態です。)
(*前歯部唇側傾斜=前歯が外側に傾斜している(前歯が出ている)状態を指します。機能・審美両面で問題があります。)
本症例は10代のころに矯正治療を受けたが、保定がうまくいかず後戻りの生じた症例です。
矯正治療終了直後、歯列はまだ安定しておらず、その安定化を図るために保定というステージに突入します。
この期間、リテーナーという可撤式装置(着脱可能な装置)を使用します。
保定は、歯を移動させる治療と同じくらい大切だといわれています
これがうまくいかないとせっかく整った歯列が乱れてくるのです。
矯正治療後、ケアしたい存在がもう一つあります。
それは親知らずです。
定期的に歯科検診を受け親知らずの動向に注意をしたいものです。(通常、レントゲンを撮らないとその状態はわかりません。)
10代の多感な時期にワイヤー矯正にて治療を行いましたが、今回は目立ちにくいインビザラインを希望されました。
インビザラインは適応症例に注意を払う必要がありますが、本症例は適応可能症例と判断しています。
クリンチェックをご覧いただければわかりますが、側方拡大・遠心移動・IPRによりスペース確保し、叢生と前歯部の後退を行っています。
このタイプの移動様式はインビザラインが得意とするものです。
以下関連ブログも一緒に参照してください。
保定装置「リテーナー」 → 「 https://www.jimbocho-ortho.com/%E4%BF%9D%E5%AE%9A%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%80%8C%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%80%8D/ 」
年々歯並びが悪くなっている気がする!?(親知らず編) → 「 https://www.jimbocho-ortho.com/%E5%B9%B4%E3%80%85%E6%AD%AF%E4%B8%A6%E3%81%B3%E3%81%8C%E6%82%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%B0%97%E3%81%8C%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%81%EF%BC%9F%EF%BC%88%E8%A6%AA%E7%9F%A5/ 」
インビザライン(マウスピース矯正)の詳細は・・・「 https://www.jimbocho-ortho.com/invisalign/ 」を参照してください。
矯正治療の詳細は・・・「 https://www.jimbocho-ortho.com/ 」を参照してください。
幅広い情報を掲載しています。
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