インビザライン(マウスピース矯正)症例10 開咬を伴う前歯部唇側傾斜症例のクリンチェック「30代女性」BLOG
YouTube(動画再生サイト)に新しい動画を追加しました。(2017.05.18up)
インビザラインの治療シミュレーション「クリンチェック」を動画にてご覧いただけます。
新しい動画 はこちらです。
症例10は開咬を伴う前歯部唇側傾斜症例です。
(*開咬=上と下の前歯が重ならず開いた咬合状態のことです。前歯でものを噛み切れないという機能上の問題があります。)
(*前歯部唇側傾斜=前歯が外側に傾斜している(前歯が出ている)状態を指します。機能・審美両面で問題があります。)
本症例は前歯部開咬と前歯部の唇側傾斜の改善(出ている歯をひっこめる)が治療の目的です。
目標達成に必要なスペースは、側方拡大・IPR・下顎大臼歯遠心移動によって確保しています。
本症例は従来のワイヤー矯正よりもインビザラインのほうが装置選択として適していると本院では考えています。
(ここでは理由を割愛します。もちろん、ワイヤー矯正でも治療可能です!!)
治療上の難所は、下顎大臼歯遠心移動です。
(*大臼歯遠心移動=奥歯を後ろへ移動させる移動のことです。非常に難しい歯の動きとされています。)
大臼歯遠心移動には顎間ゴムの使用が必須となり、いかに長い時間患者様に協力をお願いできるかが治療のKEYとなります。
正しいクリンチェックを作り、マウスピースをポンと患者様にお渡しするだけで簡単に不正咬合が改善するわけではありませんのでご注意ください
*「IPR」と「顎間ゴム」に関しては以下のブログと動画を参照してください
IPR → 「 IPR~歯と歯の間にスペース(隙間)を作る方法の1つ~ 」
顎間ゴム
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インビザライン(マウスピース矯正)の詳細は・・・「 https://www.jimbocho-ortho.com/invisalign/ 」を参照してください。
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投稿日:2017年5月18日 カテゴリー:インビザライン