こんにちは、神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。
インビザラインやアソアライナーなどのマウスピース矯正装置の作製には特殊な印象(歯型取り)が必要となります。
最初の精密検査時採った歯型ではダメなのです。
インビザライン、舌側矯正(裏側矯正)の装置を作製する際には、検査時の歯型ではなく、精密印象が必要となります。
通常、歯型取りに用いる材料はアルジネートというものを使います。
アルジネートは硬化が早く、操作性も良く、非常によくできた材料なのですが、形を再現する精度においては最高ランクの素材ではありません。
検査模型や通常の矯正装置を作製するには十分ですが、インビザライン・舌側矯正(裏側矯正)装置用としては役不足なのです。
このような精密印象にはシリコンという材料を使用します。
シリコンは硬化が遅く、操作性もアルジネートと比べるとよくありませんが、精度という一点に関して最高ランクの素材です。
(本院では、2015年2月以降口腔内スキャナ―「iTero」にてさらに精密な歯型取りを行っています。)
また、とても高価な材料のため、できるだけ取り直しはしたくないのですが、インビザライン・舌側矯正(裏側矯正)製作には精度の高い歯型が必要なので、鮮明に印象面が出ていなければ取り直しをすることもあります。
それほどの精度が必要となるのです。
良いものを作るためには手間暇がかかりますが、ここにはこだわりたいですね。
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投稿日:2014年12月21日 カテゴリー:インビザライン
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