こんにちは、神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。
今日は保定装置「リテーナー」についてお話します。
矯正治療終了後(装置を外した直後)、歯はきれいに並んでいますが、まだ終わりではありません。
ブラットを外してすぐは、まだ歯の周りの骨が固まっておらず、何もしないと歯はあっという間に元の位置に戻ってしまします。
そこで、きれいに並んだ歯と咬み合わせが崩れないように保定装置(リテーナー)を使う必要があります。
保定装置(リテーナー)には大きく分けて2種類があります。
・取り外しができるタイプ
・取り外しができないタイプ
① 取り外しができるタイプにも2種類の装置があります。
A)マウスピースタイプリテーナー
装置が透明なマウスピースのため、装着していてもほとんどわかりません。
ただし、耐久性がありませんので、頻繁に作り直しが必要になります。
(そのたびに型取りが必要になります。)
B)プレートタイプリテーナー
最もオーソドックスなタイプの保定装置です。
プレートはレジン性のため、清掃性・耐久性に優れています。
② 取り外しができないタイプ
取り外しができないタイプは、特に戻りやすい前歯を裏側から細いワイヤーにて固定し、歯を抑えるものです。
始めは若干の違和感を覚えますが、ワイヤーも細いためすぐに気にならなくなります。
取り外しができないため、装置の装着し忘れがないメリットがあります。
また、外からは見えないため、見た目は全くわかりません。
①②のどちらを使うかは症例によって判断します。
両方を併用する場合もあります。
患者さん自身で選択できる症例もありますので、担当医とよく相談して自分に合った装置を選択しましょう。
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投稿日:2014年11月30日 カテゴリー:大人の矯正治療, 子どもの矯正治療, 歯並び・かみ合わせ・矯正治療
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